去年の秋から今年にかけて
書評は全くする気はありませんが、
この世界に疑問を投げかけようと思います。
目次
疑問との出会い
今年は大政奉還(1867年11月9日)から150年目を迎えます。
ぼくが住んでいる高知では今年から再来年にかけて
「志国高知 幕末維新博」
が開催されています。
bakumatsu-ishinhaku.com
ここでちょっとひっかかる感じがありました。
どこにって?
まー待てまて。
まだこの段階ではまだ自分でもぼやっとした感じでした。
このひっかかりが明確になったのはこれです。
「竜馬がゆく」では神戸は、坂本龍馬と勝海舟が海軍塾をつくるために選んだ土地でした。(1864年)
まーそれは置いておいて、正式な神戸の開港はその後1868年1月1日になっています。
そんなことをウィキペディアで調べているとこんなことが書かれていたのです。
あれ?
おかしくない?
気づいたのです。ひっかかりに。
何がって?
これですよ。
大政奉還:1867年 → 大政奉還から150年の維新博:2017年
神戸開港:1868年 → 開港100周年:1968年
神戸開港:1868年 → 開港150年:2017年
あ!
1867年(大政奉還)と1868年(神戸開港)で1年違うのに、今年2017年で150年になってる!!
ん?しかも「150年」とは書いてるけど「150周年」とはどちらも書いていない!!
なんで??
どして??
この世に新しい疑問が生まれました。
疑問を考える
ちょっと考えたらわかるのですが、
なるほど、
◯年目と◯周年(歳)は違うわけです。
確かに生まれたて、1年目の赤ちゃんは0歳。
1年目だけど0歳。
んー?
わかるような、わからないような…
もう大政奉還と神戸開港を 1年ずつ数えてみます。
あーなるほど、そういうことか。
ざっくり150年か!
よくよく読んでみると維新博も神戸開港も確かに
「150周年」とは言わず、
「150年」や「150年を迎える」などざっくり感で表現してました。
やはり、企画段階でいろいろ意見があったんでしょうかね。
維新博は2017年は大政奉還から150年、2018年は明治維新から150年で、
数年に渡って行うので、「150周年」 を使ってないんでしょう。
なるほど、
神戸開港も確かに「150周年」を謳っていない。
「◯周年」って意外と気を使う表記ですね。
皆さんも◯周年記念とか、表記するときは気をつけましょう!
と、おさまりかけましたが…
そうはいかんぜよ!!
大人の事情
神戸開港は1968年に100周年記念やってるじゃないですか。
じゃあなんで来年の2018年に150周年をしないんでしょう。
これは深淵なる大人の事情があるに違いない。
2017年にやることに何かある。
なぜだ?と思い、調べました。
結果!
記事を見つけましたよ↓
あくまで推測ですが、同部の加納尚剛(なお・かた)・開港150年担当課長は「当時の市長が自ら節目をつくったのかも」と言います。
百年祭祝賀式の直前、世界の港湾発展を目的とした組織「国際港湾協会」の総会が、日本で初めて東京で開かれました。協会の設立に尽力し、この総会で議長を務めたのが、当時の神戸市長・原口忠次郎氏です。また同じ1967年、神戸港はシアトルやロッテルダムの両港と姉妹港協定を結んでいます。
「国際港湾協会の関係者を招いて、姉妹港提携とともに開港100年を盛大に祝おう」。原口氏のそんな考えで、節目の行事を前倒しした――というのが加納課長の推理です。
当時、事業を担当した職員の一人で、甲南大名誉教授の高寄昇三さん(82)も「世界の港湾関係者を招きたかった。だから『満』ではなく、『数え』で100年としたんです」と言います。
やはり、大人の事情でしたか。
「数え」とか「満」とかややこしいなーほんと。
最後に
皆さんの心の声を代弁しておきます。
どっちゃでもええわ!
はい。
おまけ
あ…!
つこてる…
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