【畑を借りる方法】都会から田舎まで|初心者から上級者まで

どうもバーニーです。農業ベンチャー企業で農業のプロとして働いていました。

仕事柄、「農業体験したい」「家庭菜園したい」といった、相談をよくされます。

やり方はいろいろあるのですが、まず大きな問題の1つに、そもそも畑がないということがあります。

確かに、考えてみるとぼくも農業するにあたって最初大きかった問題の1つは畑の確保でした。なかなか見つからないんですよね。

しかし、農業を実際にやっているといろいろな方法があるなとわかりました、今回はその畑の借り方をご紹介します。

初級者編

こんな人におすすめ

  • とりあえず体験してみたい
  • 畑は狭くてもいい
  • 時間がないので、週末だけでしたい

まずは、お手軽に家庭菜園や農業をやってみたいという方、とくに都心など都会に住んでいてなかなか時間がないという方におすすめな方法です。

シェア畑で借りる

シェア畑というサービスはご存知でしょうか?

シェア畑では、東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、兵庫などで畑を貸してくれるサービスです。

あわせて読みたい:シェア畑を徹底解説

出典:シェア畑

しかも、畑を貸してくれるだけではありません。

農業をするには、さらにいろいろ必要になってくるものがありますよね。

  • クワや鎌など農具、支柱などの農業資材
  • 肥料、種、苗など
  • 栽培の方法、知識、情報

なんとこういったことも全て丸ごとサポートしてくれるのです。これは初心者にとっては最高の環境です。

出典:シェア畑

このサポート体制はありがたく、農業へのハードルを下げてくれているといった点で、農家から見ても素晴らしい施設だと思います。

一応、プロから見たおすすめのポイントをあげておきます。

  1. 水道や井戸か完備されており、水の心配がない
  2. トイレや休憩する場所がある
  3. アドバイザー、講習会、栽培資料が揃っている

この3つのポイントはかなり重要です。正直料金に見合った環境だと思います。

水問題

そもそも自力で畑を運よく借りれたとしても、水の問題があります。ちゃんと水が確保できなければ、近くの溝から汲んできたり、水をわざわざ持って来ないといけません。栽培に関わるもので最も重要なものは水の確保です。雨が適度に降れば問題ありませんが、自然が相手ではそうもいきません。十分な水が確保されているということは良い畑の必須条件です。

トイレ、休憩場所

トイレや休憩場所も、普通の畑はそういった施設が近くにないことが普通です。それらも準備しないといけないハードルは高いです。休憩所は車や簡易テントでもいいです、近くにコンビニなどがあればトイレも問題ないかもしれません。最初から準備されているのはありがたい限りです。

アドバイザーなど

また栽培の知識がない人は、意外と農業は難しくもあります。1つずつ失敗して経験して学んでいくのももちろん楽しいですが、アドバイスや資料があればより楽しいし結果も出やすいです。農業は一度失敗するとリベンジは1年後ということもよくあります。それはあまりにも時間がかかるので最初から最低限の知識は欲しいところです。

出典:シェア畑

シェア畑のメリット

  • 農業資材、肥料、苗、道具が準備されていて手ぶらで畑に行っても大丈夫
  • トイレ、休憩所の施設がある
  • アドバイザーや栽培資料がある
  • 東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、兵庫なら近くに畑がある
  • 駐車場があるので車で行ける

これは本当に充実していて、初心者にうってつけです。

シェア畑のデメリット

  • お金がかかる(野菜を買ったほうが安い)
  • 週1回は畑に行ったほうがいい(強制ではない)
  • 畑の面積が狭い
  • 場所に限りがある

お金は正直、野菜を安く欲しいという方には向いていない料金設定かもしれません。しかし、家庭菜園や農業をやりたい、土いじりをしたい方には、料金に見合った環境が整っていると思います。

面積も狭いため、やはり初心者向けではあります。

無料見学

まずは、どんなところか行ってみることをおすすめします。シェア畑では無料見学を希望の畑でできます。ぼくも近々行ってみようと思っているので見学レポもそのうち書きますね。

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中級者編

こんな人におすすめ

  • ある程度知識も道具もある
  • 少し広い畑がいい
  • 自由に栽培したい

自治体や市民農園で借りる

さて、これも一般的な方法です。各自治体やJAなどは畑を貸しているところもあります。またそれ以外にも市民農園という制度があり、畑を借りれる施設があります。

市民農園とは

市民農園(しみんのうえん)は、非農家の市民が、小規模な農地で、非営利的に野菜や果物、花卉などを栽培する活動、ないしは、そのために農家などから提供される農地、あるいは、それに地方自治体、農業協同組合、個人などが付帯施設などを整備して提供する農園。

出典:ウィキペディア

全国の市民農園一覧

東京23区でも区民農園というものがあります。区民農園とは、各区が農家などから借りた農地を整備して、区民に有料で貸し出す制度です。

区民農園一覧

また各地方にも様々な、市民農園があります。クラインガルデンのような滞在型の農園もあり、それぞれのニーズにあった農園を探すことができます。

全国市民農園一覧

クラインガルデンとは

日本語に訳すると「小さな庭」であるが、「滞在型市民農園」とも言われている。クラインガルテンは「クラインガルテン協会」が管理し、希望者は協会員になって区画を借りる。

出典:ウィキペディア

ぼくの住んでいる高知県にもクラインガルデンがあります。知り合いがやっているので、少し宣伝もかねてリンクを貼っておきますね。

クラインガルデン四万十

市民農園のメリット

  • 全国多くの場所で借りれる畑がある
  • その人に合わせていろいろなパターンがある(滞在型など)
  • 比較的安い畑もある(とくに地方)

地方にも多くあるので、東京や大阪以外の人でも自分に合った畑を見つけることができます。

市民農園のデメリット

  • 運営組織によってサポート体制がまちまち
  • 場所が多いわりに、ネットに詳しい情報が少ないので調べる手間がかかる
  • 施設などもバラバラ

市民農園は全国各地にあるのですが、あまりサイトも充実していないことも多く、詳細やイメージがわからないことが多々あります。施設もバラバラなので調べる必要があります。

 

上級者編

こんな人におすすめ

  • 広い畑、田んぼで栽培したい
  • 安く借りたい
  • 商売にしたい

人から直接借りる

シンプルです。人に直接借ります。とくに田舎の場合はこれが当たり前です。実は田舎では、むしろ上記のようなレンタル畑を探すほうが難しいです。

これはぼくが畑を手に入れたパターンです。これは人によっては、すごく簡単な方法なのですが、一応上級者向けにしています。とくに広い畑を求めている人はこれが手っ取り早い方法です。

大きな畑は情報が出てこない

大きな畑は農地は、あるにはあるのですがその情報を集めて斡旋するようなサービスはあまりないです。各自治体やJAにもあるにはありますが、正直使えないです。どちらにしろ借りるためには畑の持ち主との交渉になり、そうなるとネットに疎いお年寄りが多いため機能していないのが現状です。

とくに商売にするような、大きな畑を借りるためには農地法により農業委員会からの許可がいるなどハードルも上がります。(人のつながりがあれば難しくない)

まずは知り合いになる

まずはこれしかありません。とにかくその地域の農業をしている人と知り合いになりましょう。できればその地区の有力者や首長さんとつながるのがおすすめです。そういう人には空き農地の情報も集まってきます。田舎はとくに話す人で情報に雲泥の差があるのでその辺の見極めは大事です。

できれば、住んでみることをおすすめします。最近は移住も多くなってきました。本当に畑を探しているなら近くに住んで、そこで地道に人間関係を築いていくことが面倒ではありますが絶対的な方法です。これ以外に道はないと言っても過言ではないです。これは実体験を通して言えます。

実際に、大学生が農業をしたくて、畑を借りるにはどうすればいいか相談を受けたことがありました。その学生は自分で役場やJAに行ったようですが、全然話にならなくてぼくに相談してきました。そこでぼくは「とにかくその辺で農業をしている人に声をかけろ」とアドバイスしました。それから1週間ほどで500㎡ほどの畑を見つけていました。

人から借りるメリット

  • 直接値段の交渉ができるので安くすむ
  • 大きな畑が借りやすい
  • 人とつながればいろいろな情報が手に入る
  • 道具や資材の情報、中古もいっぱいある

ハードルは高いですが、その分メリットもあります。多くな畑で商売したい人はこの人とのつながりは大事です。さらに意外と農具や機械の中古の情報もすごいあります。農業従事者が減っているので、物が余っています。タダでもらえることもしばしば。農業をやる上で、これができればかなり強いです。

人から借りるデメリット

  • 関係づくり時間がかかる
  • 人付き合いが必要なので、トラブルになるとめんどう
  • 地域の畑の管理に参加しないといけないこともある

人と人のやりとりなのでトラブルにもなります。また間違って有力者とトラブったりしたら非常にめんどうになります。(経験あり)その辺はうまく、いろいろな人とやりとりして情報を集めたいです。また地域で畑の管理を行っていることもあり参加をしないといけないこともあります。

この写真は実際に人のつながりで借りることができた畑(ビニールハウス含む)です。約2000㎡

まとめ

いかがでしたでしょうか。ほとんどの方の場合は市民農園やシェア畑で十分だと思います。

自分で作った野菜というのはほんと格別で他に変えがたい価値がありますね。

興味がある方はぜひ挑戦してみてください。

※以上は主に実体験を元にしているので、もし何かご質問や相談があればTwitterでDMしてください。

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