日本人がセブ留学を失敗する理由。これを知ってから留学に行こう。

セブにきて、最大手の留学学校の生徒であり、スタッフとしても働いています。

そこで気づいた残念なことがあります。

日本人は、留学学校の肥やし

それは、日本人は留学学校の肥やしになっているということです。あー悲しい。

本来、学校を肥やしにして、あなた自身が成長をするための留学であるというのに。

 

実際に、学校を肥やしに成長を遂げる人も多々いますが、

日本人の全体の割合からすれば半分以下かもしれません。

 

一方で、日本以外の国の留学生たちは、英語習得への本気度が違います。

もちろんベースもできている人が半分以上です。

韓国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、インドネシア、イラン、トルコ、ロシア、ウズベキスタン、モンゴル、サウジアラビアなど多くの国から留学生を受け入れていますが、日本人の質とは大きく差があります。

 

 

留学のしやすさは、生徒の質の低下

年々、留学のハードルが下がってきており、そして確かに留学生は年々増えてきています。

その分、留学の裾野は広がり、気軽に留学にいけるようになってきています。

 

ということは、留学に行きやすくなった一方、

お試しや軽い気持ちで留学できるようになったということでもあります。

 

つまり、語学留学が娯楽になりつつあります。

まさに娯楽留学

 

これはとくに日本人に顕著で、次いで韓国人、中国人という感じがします。

しかし、韓国人、中国人は英語力の地力が違い、けっこう英語を話せます。

 

一方、日本人はセブでも斜にかまえている人はすごく多いです。とくに短期留学の大学生。

 

悪い見本、短期留学の大学生

最初に断っておきますが、全員がそうだということではもちろんありません。

 

しかし、とくに悪い見本は日本の大学生です。

もしくは1か月以下の期間の留学生です。

基本的に日本人以外の留学生は1か月以下ではほぼ来ません。

 

こういう人たちは目的が定まっていません。

というか目的が遊びにすり替わっていきます。

 

セブ島というリゾートに来てるんだから、週末は遊びに行きたい。

 

もちろんけっこうなことですが、

いつも日本人と一緒、日本語のガイドを読み、

日本人スタッフのいるお店で予約をする。

週末遊んで疲れたから授業を休む、飲みすぎて授業を休む、日常茶飯事です。

 

目的見失っていませんか?って感じです。

 

それがその人たちだけならいいのですが、

その影響はほかの日本人にも伝染していきます。

とくに春休み、夏休みの期間、学校で聞こえる半分は日本語です。

 

セブで日本語が当たり前という不思議

そしてそんな中、日本人でありながら、

果敢に英語で日本人に話しかけている男の子がいました。

ぼくはその男の子と英語で話し、

この中で英語を貫けるのはすごいなぁ、と感心していました。

 

しかし、そのあとその男の子が退席したあとで、

他の日本人が言った言葉に愕然としました。

「気持ちわるっ、日本語使え!」

 

耳を疑いましたが、こういう雰囲気がここセブの学校でもあるのです。

学生の質の低下は、その学校の質の低下でもあります。

語学学校の課題

もちろん留学専門の学校は生徒の進学先や就職先、偏差値などの評価はありませんが

この学校内の質というものは英語の習得の大きく影響します。

 

語学学校というのはあくまでビジネスです。

利益を出すには、日本人はもってこいのカモなのです。

 

お試しで1週間から1か月間できるのは日本人ばかり、

ビジネスとしてはありがたいことです。

 

しかし学校という性質上、質と利益のバランスというのをどこに置くかというのは、

その学校の大きな課題になります。

 

ともあれ、いち生徒としては知る由もない話ですが、

こういった背景を認識していると自分のコントロールも効きやすくなります。

 

自分で環境をつくる

いい大学にいく1番いい方法は、生徒みんなが難関大学に挑戦するような進学校に行くことです。

それほど人は、環境に影響されて自分の行動が変わります。

 

しかし、これが語学留学現状なのであれば、自分で環境を変えるしかありません。

 

こんな日本人の中でも自分で環境を作っている人がいます。

例えば、日本人とはつるまず、休憩時間も常に先生や外国人といます。

そういう人は基本的に友達付き合いをしません。

自分でコントロール、自主勉強をし、ときどき外国人の友達と遊びに行きます。

もしくは学校外で友達や恋人をつくり遊び行ったりしています。

 

本気であれば、春休みと夏休み、そして1か月以下はおすすめしません。

まとめ

ようはセブ留学に来たからといって、それだけで英語に集中できるかと言えば大間違いです。

そこには、大いに自分次第な部分があります。

1年来たからといって、99%の人は決してフィリピン人レベルに英語を話せるようになるわけでもありません。

その中でどれだけ自分を律して、自分の目的に向かって努力できるのか、

もしくはどれだけ自分のコントロールの仕方を知っているのか、

 

英語の上達に必要なのは、

第一にそういう能力だと、

ここにきて強く実感しています。

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