ぼくは現在、フィリピンである大企業で、仕事をしています。
数年前にワーホリか、それ以外の選択肢を考えていたときに行きついた答えが
「フィリピンで世界的大企業に就職する」
ということでした。
この記事では、ワーホリよりフィリピンで就職をお勧めする理由を書いていきます。
目次
なぜワーホリではなく、フィリピンで就職なのか?
そもそもワーホリとは?という方はコチラ
ワーホリ(ワーキングホリデー)を簡単に説明すると、
30歳までの人が海外で仕事や勉強ができるビザ
です。
ぼくは当時、フィリピンの英語学校でインターンシップをしていました。
そのインターンの後は、どこか英語圏の国にワーホリに行こうかと漠然と考えていました。
しかし、その英語学校で見た現実は、ぼくの考えを変えました。
それは、
多くのワーホリ経験者が英語力が全く伸びず、
ワーホリ後にフィリピンに英語勉強しに来ていた
ということです。
そこでぼくはワーホリの目的を明確にし、本当にワーホリに行きたいかどうか
他の選択肢と比較して分析することにしました。
ワーホリをしたい目的は?
では、あなたのワーホリの目的はなんでしょうか?
ぜひ明確に文章にしてみてください。
ぼくの場合は、この2点が主な目的でした
- 英語(語学)を勉強する
- 海外で生活する経験をする
そして、この2つの目的を満たす他の選択肢はないのか?
と考えたときに、フィリピンの英語学校でインターンをしていたぼくは
「フィリピンで生活する」
ということが思い浮かびました。
その時には、これから伸びしろのある途上国や、その生活費の安さに魅力を感じており、
よりフィリピンを知ってみたいという気持ちがあり、真剣に選択肢として考えるようになりました。
※この先、ワーホリ先の国は私が英語を勉強したかったこともあり、
カナダ、オーストラリア、イギリスなどの英語圏の国として考えてます。
ワーホリとフィリピン就職を比較してみる
英語(語学)についての比較
まずは肝心の授業料と生活費を比較してみましょう。
引用元:CEBU21
やはり、圧倒的にフィリピンが安いです。
これだとワーホリで稼げたとしても、使うお金も多いようですね。
続いて、授業の品質を比較をしたいと思います。
授業の質が悪ければ授業料が安くても意味がありません。
引用元:CEBU21
これは授業の品質の1つの指標ですが、
フィリピンでは、1日の半分以上がマンツーマンの授業をしている学校が大半の一方、
英語圏の学校では、ほんとんどがグループクラスで、さらに合計時間も短い傾向にあります。
※上記2点以外にも、航空券やビザの料金など他にも比較する要素はありますが、
もし詳しく見たいという方はCEBU21の記事を読んでみてください。
以上のことからフィリピンの方が圧倒的にコストパフォーマンスがいいと言えます。
また個人的な経験からいうと、
フィリピン人の英語力は、もちろん圧倒的に日本人より上であり、
発音や知識量もネイティブ並みな先生が多くいます。(そうでもない人もいます)
英語を使いながら働いている今も、フィリピン人の英語力にはまだ及ばないと思っています。
つまりは、フィリピンでもまだまだ英語力を伸ばせる環境があると思っています。
仕事についての比較
ではまず肝心の給料について比較しましょう。
英語圏のワーホリ先で一番賃金がいいのがオーストラリアで、
最低賃金は自給約1500円(19.84豪ドル)です。
なので一日8時間、ひと月に22日働くと給料は
264,000円~/月
になります。
フィリピンの相場は、未経験者の就職で約6万~10万ペソで、
日本円に換算すると、
129,000円~215,000円/月
こうみるとやはり英語圏の方が賃金が高いですね。
しかし、その分生活費も高いことを忘れてはいけません。
ちなみに、ぼくはフィリピンでひと月約50,000円の生活費で生活していました。
詳しくは以下の記事から↓
【英語圏の国の仕事】
ワーホリ先の国でできる仕事は限られてきます。
というものワーホリは最長の国でも2年間という期限があり、
企業側もその期限を考慮して採用するからです。
つまり、多くの場合、短期労働でかまわない農業などの肉体労働、
もしくは、バイトでも大丈夫なレストランの店員などが主な仕事になります。
- ウェイター・キッチンサポート
- ショップ店員
- 農場
- ホテルスタッフ
では、これらの仕事は人生の中でキャリアとして考えることができるでしょうか?
もちろん、業種や働き方次第では無限な可能性はあると思いますが、多くはただのバイトの経験に等しく、
一般的には、上記のような仕事では、キャリア形成にはつながらないと考えるべきだと思います。
また、その職場で英語を活かせるかというと、それも仕事によりけりです。
もちろん、ちょうどワーホリの期間に、運よく英語をよく使う仕事
(ぼくが聞いた話だと、スタバやユニクロの店員)に巡り会えて、
ネイティブと会話できる機会が多くある場合もあると思います。
しかし、皿洗いや、農作業ではそうはいきません。
つまりワーホリの仕事を通して英語力を伸ばしたいと思っても、
思い通りにできない可能性があることも考えておきましょう。
【フィリピンの仕事】
フィリピンでの仕事ももちろんピンキリで、キャリアにつながらない仕事も山ほどあります。
しかし、フィリピンが面白いのは、グーグルやIBMなどの世界的大企業が拠点を置いているということです。
なぜフィリピンには世界的大企業が拠点を置くのか?※記事準備中
また、普通日本だとそういった大企業に就職するには高学歴が必要になるなどハードルが高いですが、
フィリピンでは比較的簡単に就職することが可能です。
というぼくも専門学校卒で以下に出てくる大企業の1つで、未経験からブリッジシステムエンジニアとして
採用してもらい働いています。
これはフィリピンでは日本の顧客に向け、日本語のネイティブスピーカーがある一定の
需要があるということで、未経験者でも採用している場合があります。
またそういった職場では基本的に英語での会話やメールは当たり前で、
仕事をしながら自分の英語力を磨くことが可能です。
フィリピンにある世界的大企業
これはぼくが知っている範囲でのフィリピンに拠点のある大企業です。
- ネットフリックス
- グーグル
- アクセンチュア
- IBM
- 富士通
- JPモルガン
これらはぼく自身が目で見た企業なのでこの他にも調べれば出てくると思います。
ぼくの働いている会社は上の会社のうちのどれかです。
意外と夢がありませんか?
しかし、キャリアを意識してフィリピンで大企業に就職する場合は、以下の点に注意が必要です。
フィリピンでの就職の注意点
ほとんどの企業の業態は、サービスデスクやコールセンターで、
直接キャリアにはつながりにくいということです。
というのも、コールセンターではほとんど日本語しか使わないということも多々あり、
仕事をしながら英語力を伸ばすことができない可能性があります。
また、業務が決まりきった作業(誰でも可能な作業)が多く、マネージャークラスの経験でもない限り、
仕事のスキルやキャリアとしての実績が積みにくいです。
(しかし、逆に考えると楽な仕事で給料をもらえるということになります。
あなたの目的次第ではコールセンターでの仕事がベストな選択肢になるかも。)※記事準備中
なので就職をする際には、募集のポジションをよく調べることです。
ただのコールセンターではなく、日本人とフィリピン人の間を受け持つ通訳や翻訳、
またはIT企業でもエンジニアやブリッジシステムエンジニアなどは、
キャリアにもつながりやすく、また比較的給料も良いです。
中にはフィリピン法人から日本法人に同会社内で転職し、日本で働いている人もいます。
まさに大企業への裏技就職!
ただし、このようなポジションは、ある程度の英語力(最低TOEIC600~700点ほど)が
必要になると思っておいてください。
まとめ
では、簡単にまとめです。
【英語の勉強】
フィリピン
学校は安いしマンツーマン形式が多い、仕事によっては仕事で英語力を伸ばせる
ワーホリ先
学校は高いしグループ形式が多い、仕事によってはネイティブと英語力が伸ばせる
※青文字:比較して有利な点
赤文字:比較して不利な点
【仕事や生活】
フィリピン
大企業でキャリアにつながる仕事がある、給料は13万~21万円くらい、生活費が安い
ワーホリ先
キャリアにつながる仕事は見つけにくい、給料は最低26万円(オーストラリアの場合)くらい、生活費が高い
※青文字:比較して有利な点
赤文字:比較して不利な点
正直、一長一短があり、いろいろな見方があると思います。
あなたの目標や目的を考えた上で選ぶとするとどちらでしょうか?
ぼくの場合は、以上の比較の結果、
フィリピンで大企業に就職する
という選択肢を選びました。
あなたならどうしますか?
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