こんな人に読んでほしいです。
- 資産運用に興味があるけど難しそう。
- 何から始めたらいいかわからない。
- お金は全て銀行預金
私は、約10年間資産運用(株式、FX、投資信託、仮想通貨、海外積立など)してきました。ひっそりと。
ここ最近、友達から資産運用の相談を受けることが増えてきました。アラサーという年齢もあるのか、それとも副業解禁の影響かわかりませんが、肌感で資産運用への関心が高まっているように感じます。
ただ、とにかく初心者には「資産運用」というとハードルが高いイメージが強いようです。
しかし、やってみれば簡単なものも多く、友達の相談への回答も毎回毎回、同じような話になるので、ここにまとめました。
ここでは、私がおすすめする 資産運用の初心者はこれをやればいい というものと、その理由について解説します。
銀行預金も資産運用
まず、「資産運用」と聞くと難しいイメージがわく方も多いことでしょう。
しかし、そこまで難しくはありません。もうすでに誰でも資産運用をしています。
銀行預金はしていますよね?銀行預金も資産運用の1つです。
銀行も預金者のお金を企業などに貸し付けて、そこで出た利益を金利として預金者に還元しています。
しかし、金利の額があまりにも低いため資産運用にはほぼなっていないというのが現状です。
これを見てもらうと金利(1年間)で0.01%です。100万円を預けて、1年で100円の運用利益です。
100円…て、実質資産運用の機能が破綻していますね。
ずっと銀行に置いておくより、同じ資産運用ならもっと利率が高いところで運用しましょう。ということです。
どうでしょう、資産運用のハードルは少しでも下がったでしょうか?
では、本題に入っていきます。
資産運用の初心者はこれをしよう
資産運用をしようと、いろいろ情報を見ても正直 どれから始めればいいか、わからない と思います。
しかし、まずはやってみないことには始まりませよね。泳げるようになりたいっといって、畳の上で泳ぎ方を練習しても泳げるようにはなりません。
もちろん、いろいろ情報を見ることは必要です。じゃないと盲目的に信じることはできないですよね、お金のことですし。いろいろ情報を入れた上で、何がいいのか自分で判断できればそれがベストです。
今回、私は1つに絞りましたが、これも1つの候補にしてもらって、他の候補と比べて判断してもらえばいいと思います。
では、ご紹介します。
ウェルスナビ
私が選んだ初心者におすすめする資産運用は、ウェルスナビ です。
このウェルスナビは10万円から始めることができ、毎月の積立であれば1万円から可能です。
おすすめの理由
このウェルスナビを初心者におすすめする理由は、
- ロボアドバイザーが自動で運用してくれる
- 難しい知識が不要
- 資産運用にあてる時間と手間が不要
- 自分で売買すると強いメンタルが必要ですが、完全に自動なので精神的にも安心
こういったところです。
実際に株式やFXで自分で取引をすると、その分リターンも大きいですが、勉強する時間、取引をする時間、大きなリスクに対するリスク管理が必要になります。
しかし、このウェルスナビなら、そんな煩わしいことをすっ飛ばして資産運用をしてくれます。その分、大勝ちはしないですが堅実な資産運用が可能です。
スマホアプリが便利
少し知識のある方であれば、投資信託もそうじゃんっと思うかもしれません。
がしかし、ぼくが投資信託より、ウェルスナビをおすすめする理由があります。それは、
- スマホアプリがある
- 運用実績が見やすい、管理しやすい
これは意外と初心者にとっては大きなメリットです。
全自動で運用といっても運用実績がどうなっているか手軽に確認したいですよね?
投資信託のような資産運用で資産の増減を確認するには、そこのホームページにいって運用履歴を確認し、今の基準価格から資産を計算して利益を確かめるといった形になります。慣れれば大したことはないのですが、初心者にはこれが意外とめんどう。
ぼくも最初はめんどくさすぎてほとんど見てませんでした。もしくは電話で本人確認して教えてもらってました(このほうがめんどうですがw)。
しかしご覧の通り、ウェルスナビではスマホアプリがあり、しかも一目瞭然で今の運用状況がわかります。これが意外と便利なんです。他の金融商品もこういうところを充実させてほしいですね。
一度この要望を、投資信託の会社に電話したのですが、いろいろ大変で…的なことを言っていました。どんまいって感じですね。
スマホアプリはこんな感じ。
手数料がシンプル
これも大事なメリットの1つ。いやぁウェルスナビさんは資産運用初心者のことをほんとわかってらっしゃる。
初心者が情報を集めるときにめんどくさくなるのがこの手数料で、普通は売買手数料、入出金手数料、自動積立手数料など、あちこちに手数料がかかるので正直計算がめんどう。
一方、ウェルスナビの手数料はというと、
預かり資産の 年率1.0%のみ(3000万円を超える部分は年率0.5%(税別)のみ)です。
売買、入出金、自動積立手数料などは一切なし。ありがたい限りです。
ということは100万円預けると、1年で1万円の手数料となります。なので運用が年間1%以上であれば問題ないということですね。
もちろん1%以下であればマイナスになります。しかし、考えてみてください、銀行でもATMの手数料や、振込手数料で資産運用としてはマイナスですからね。
運用実績
さて、気になるのはやはり運用の実績でしょう。ここがさっき書いた通り、年間1%以下なら赤字になってしまいます。
ウェルスナビのモデルケースからみていきます。
2016年1月19日に100万円、その後翌月から毎月3万円ずつ積み立てた場合です。
これがその運用のグラフです。ウェルスナビでは運用者に合わせて5段階でリスク許容度(リスクをどこまで取れるか)を設定しています。なのでざっくり説明すると、リスク許容度5を選べば高リスク高リターンになります。
- リスク許容度5:高リスク高リターン
- リスク許容度3:中リスク中リターン
- リスク許容度1:低リスク程リターン
上のグラフの累積元本額より全て運用は上回っていますね。もちろんそうでなければおすすめしません。
で、実際にいくらがいくらになったのかというとこちらです。
元本は、100万円 + 3万円 × 26ヶ月 = 178万円ですね。
で運用結果はご覧の通り、リスク許容度1でも+2%になっています。リスク許容度5なら18%で、約2年強で32万円のプラスです。(ドル建てではさらに運用結果はいいです。円建て、ドル建てはここではややこしいので割愛します。)
お金の引き出しも簡単
利益が出たらもちろん引き出したいですよね。期間を決めて積立をすると途中解約や出金ができない金融商品(私の海外積立は15年間出金不可能)もありますが、ウェルスナビは簡単に出金できます。
出金の依頼から3〜4営業日で振り込まれます。これが投資信託だと1週間はかかるんですよね。ありがたいウェルスナビ。
一括入金がいいのか積立がいいのか
ここも悩むと思うので、触れておきたいと思います。
一括入金のメリット
- 10万円なら10万円からのプラスマイナスなので、結果がわかりやすい
- 運用がうまくいっている期間は利益が出やすい
一括入金のデメリット
- 運用がうまくいっていない時期は利益が出にくい
- ギャンブル性が高くなる
一括入金はその金額のプラマイなのでわかりやすいですが非常にギャンブル性が高くなります。
積立のメリット
- 長期的な運用で利益が出やすい
- 運用が悪い時期でも長期間運用で利益が出やすい
積立のデメリット
- 利益が出ることに時間がかかることがある
- 大勝ちはしにくい
積立のメリットは、時間を味方につけれることです。長期間(1年以上)運用することによって、毎月の入金で資産を分散して運用できます。これは非常にリスクを抑えることができ、かつ、相場が荒れていても利益が出やすいです。これはドルコスト平均法という投資方法に基づいています。
では、私はどちらかというと…
私がおすすめするのは、最初に10万円、そこから毎月1万円ずつ積立するといったハイブリッド型です。
そう、どちらもすれば、まさにいいとこ取り、というかこのスタイルこそ王道です。
まとめ|始めるタイミング
最後に、始めるタイミングについてです。
よくそんなタイミングはないと聞きますが、実はベストなタイミングはあります。それはバブルの崩壊やリーマンショックのような経済危機の後です。なぜなら、そこから経済は右肩上がりになっていくから嫌でも利益が出ます。
でも、そんな経済危機がいつ来るかもわからないし、それを待っているわけにはいきませんよね。しかも、初心者はとくに経済危機の後は保守的になって動けないです。ほぼ確実に。
では、長期的な資産運用から考えると、できるだけ早く始めることがベストタイミングになります。これは真実で、ぼくは20歳から運用していますが、一時期の停滞はあるにせよ、5年たった時点で元本2倍になった積立もあります。
タイミングは考えれば考えるほど、ベストタイミングから遠ざかっていきます。
特に資産運用は、早ければ早いほど時間を味方につけることができるので、有利になります。
なので、友達の相談でもとりあえず1つ始めてみることを強くすすめています。私のおすすめもウェルスナビ1つに絞ったのはそのためです。
ぜひ、「銀行預金だけ」の資産運用から卒業し、「これが資産運用か」というのを実感してみてください。
意外と簡単で、意外と楽しいですよ。
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