自己肯定感は高めるには、まず勘違いすること。

この前、こんなツイートを見ました。

いやぁこれビビッときました。この「勘違い」ってのが成長へのきっかけだなと。

「あれ?簡単やん。これできるかも?」

こんな得意かもって勘違いから始まることがその人が成長する(没頭できる)もののきっかけだったりするんですよね。けど、大人になるに連れて、この勘違いを勘違いだと思うようになるんです。切ない。

多少の得意不得意はもちろんあるでしょうけど、みんな最初はスキルゼロなのに。勘違いだと思ってしまうんですよね。子供の頃はそれが少ない、無知ゆえに、経験不足がゆえに勘違いし、勘違いが本物になっていく。実にシンプルな自己肯定感の発生の仕方です。

さらに子供には、その背中を押す絶対的な味方の大人いることが多い(否定されることも多い)です。褒める教育の真髄はこの自己肯定感の形成にあると思います。

 

 

高校球児は、4から6月生まれが多いそうです。これは野球を始める小学校低学年の時に、4から6月生まれの子供のほうが、他の生まれ月よりは成長が早く、運動機能も発達しているため、野球得意だと思い込むことが理由だそうです。その思い込みが自信となり、高校野球にも出場する実力がつくそうです。これをスポーツ界ではマインドセットと呼びますね。

 

 

自分は自分でいいんだと、自信を持てる力、それが自己肯定感です。
ギクッとした人もいるでしょう。ぼくも自分の自己肯定感が乏しいと悩んでいた人です。しんどいですよね。自己否定感が強いと。

なかなか難しいんですよ、大人になると、いらないことを考えしまったりして。

 

子供と大人が何が違うのか考えると、やっぱり大人になると良くも悪くも打算的に物事を考えてしまうんですよね。

そうでしょ?w

「ここに就職したら稼げるかな。」
「これ勉強しても将来、役に立たないな」とか。

けど、子供のときって、自分の興味に素直じゃないですか。そこに打算的なことはないですよね。無邪気になって、やってみる。人と比べるだけの視野もないし、周りが褒めてくれる。この環境が子供の自己肯定を高め、成長していくんでしょう。

そして小学校ぐらいで人と比べることが始まる、そこを感がている教育現場どれほどあるのか。

 

 

そんなことを思いつつ、ぼくのツイートです。

 

何か新しいことを始めるときに、最初の「勘違い×自己肯定」これをできるだけ加速させることが大事なのかなと。
これでスピードを上げないと、ぶれぶれで、けっきょく成長への階段をのぼる前に挫折してしまう。

自分に思い当たる節がありすぎて…w

これは、まさに自転車のようです。

こぎ出しはしんどいけど、スピードに乗らなければヨロヨロとこけてしまう。
目の前のペダルをこぐことにまず集中する、集中するためには、こげるという思い込み(勘違い)、こげばいいんだという自己肯定感があると一直線に没頭できる。強いなーこれができると。

子供に習って自己肯定感を高めるには以下のことを意識してみましょう。

  • 興味に素直に反応する
  • 人と比べない
  • 自分のできたところを褒める

これができると大人でも自己肯定感を育てることができますよね。これができれば苦労せんわ!とぼく自身思うところがありますが、けどこれがシンプルかなと。いきなりはできないので一歩ずつですよ。

 

社会でも上司からの指導が辛くて、しんどいのは、この自己肯定感が育めてないことが一因でしょう。
ぼくは、指導される立場としても指導する立場としても経験があります。
指導する側としては注意したくなるんですよね、けどそれ以上に認めてあげる、褒めてあげるということの大事さがわかるツイートでした。

もちろん人によってはけなされて伸びる人もいるでしょうけど、人のことより自分で自分を知っておけばいいと思います。人は人なので。

たまに褒める会とかもやってますよね。ぼくが以前参加したビジネスプランコンテストでも、途中のブラッシュアップ会では、「他人のプランを否定しない」という前提がありました。

大人は肯定に餓えている。自分で自分を肯定してあげましょう。もし自分が嫌いなら自分を好きになってくれる人を近くに置きましょう。親でも友達でもパートナーでも、ぼくはパートナーがいいかな。

 

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