今回の記事は、 慎重になり行動できない人の成功論 の追記としてお読みいただければと思います。
上のリンクの記事で慎重さはその人の強みであり、行動的な人とは違う行動プロセスがあるということを書きました。
今回はもう1つ進んだところを書きます。
成果が出ない辛さ
慎重さを持つ人(思考的な人)は実際に実行するまでに熟考するという段階が、行動のプロセスの中で大きな割合を占めます。熟考が終わってから行動にうつしていきます。わかりやすく図解すればこんな感じ。
しかし、そうは言っても慎重さを持っている人は実行にうつすまでにかなりの時間がかかります。そして実行をしないこともしばしば。慎重さを強みだと理解しても、実行が全然できていないと段々とネガティブが増してきます。
ぼくもストレングスファインダーで慎重さ1位なので、もうこういうことがしょっちゅうあります。考えては反省の繰り返し。強みと思っているけど、実際に成果が出ていなければやっぱりちょっと落ち込むわけです。
そんなとき思うのは、この慎重さの思考力を活かしつつ、実行までのテンポを上げることができれば最強じゃね?ということ。
ルールを作る
少し慎重さにストレスをかけるかもしれませんが、慎重さという強みをスピードアップさせることができればこれほど協力なことはないでしょう。
慎重さを自分の強みと認めることができれば次の段階としてそこの強化をしていきましょう。(ぼくもこの段階です)
ぼくもよくあるのですが、物事に取り組む前にいろいろ調べたり、先駆者に聞いたりしながら考えていると、どんどん深く、先読みして考えていきます。物事をシミュレーションし、分岐を繰り返し、リスクになる箇所での対応をイメージする。そこで不可能なイメージが出ると実行する心理的ハードルが一気に高くなります。
これで実行力が鈍るわけです。
このことを考えたときに、どこかで思考にブレーキをかけないと自分でどんどん心理的なハードルを高くしていくことになります。これは慎重さを使いすぎてる可能性があります。
そこでブレーキをするためにこの2つのルールを組み込めないかと考えました。
- 1週間考えても、止める明確な理由がなければ、実行にうつしてみる。
- 思考する深さを決め、思考結果を書き出し判断する。
ルール1について
これは期限を決めて慎重さを発揮するということです。でないと慎重さが暴走してしまい、いつまでも思考が止まらなくなります。ぼくもアラサーなのでできればどんどん実行にうつしていきたいのです。そのためにも期限を決めることで強制的に慎重さにブレーキをかけることができるようになります。
しかし、最初はストレスがかかるでしょう、それぞれのレベルで実験、ステップバイステップでやっていきます。
ルール2について
思考する深さですが例えるとわかりやすかもしれません。
例えば、ブログでいうと
ブログを始めたいと思ったときに、慎重さを活かし思考的な人はいろいろ調べ考えます。
1段階目の思考として、ブログは雑記?自分が書ける記事は?目的は?無料ブログか?記事を書く時間はあるか?デザインは?ノウハウは?などなど。この段階ではネット上や知り合いを通して実際に調べて判断できる段階です。
2段階目の思考としては、途中で書くことがなくなったらどうしよう。間違ったことを書いてしまったらどうしよう。専門ブログにしてから雑記にするとかダメだよね。などなど。これを見るとわかりますがこの段階になると判断できるレベルではありません。これは実際にやってみないとわからないレベルです。
頭の中で思考の深さを段階分けするのは難しいので、紙に書き出すのが効果的です。目で見てこれは判断できるのかどうかを考え、判断できる1段階目に集中して考えるようにします。
それでルール1にあったように1週間で明確な止める理由がなければ、とりあえず実行、この例えの場合は、ブログを開設し記事を書いてみるということになります。
まとめ
自分の強みがわかり、自分の行動パターンを理解すればあとはその強みを使ってどんどん動いて(思考して)いきましょう。そしてどんどん強みを強化していくように、ぼく自身もその段階なので一緒にやっていきましょう。
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